海軍陸戦教育のメッカであった館山砲術学校。平成2年に設立50周年を記念して、関係者らによって平和祈念の塔が建立された。塔の周りにはここで教育された火砲が展示されている。
・左写真は、「四一式山砲」。連隊砲といわれ、明治41年に制式されて以来、長く陸軍の代表的火砲であった大砲である。展示されている大砲はかなり腐食しており、どのような経緯で持ってきたのかは不明である。
・右写真は四式二十糎噴進砲。いわゆるロケット弾であり、推進薬を燃焼させたガスを後部から噴出させて飛翔する。以前は木製の発射台と共に展示されていたが、発射台は無くなっている。
所在:館山砲術学校跡(館山市)