館山海軍航空隊の鎮護のために建立された航空神社に奉納された手水鉢。鉢の前後には、館山海軍航空隊のマークが取付けられている。
高ノ島には、地元の厳島神社が祀られていたが、海軍用地となり移転させられた。その跡地に同隊の航空殉職者を合祀し、もって同隊の鎮護とする航空神社が昭和10年に造営された。戦後、航空神社は破却され、昭和24年に厳島神社が戻り、鷹之島弁天閣となった。
大きさ:幅105.5p、奥行47p、高さ53p。
所在:鷹之島弁天閣(館山市)
(刻字)
右側面:「昭和十年六月二十二日」
裏面:「石亀刻」