兵器(防衛大学校)

軍事遺物

○防衛大学校の構内には、教育用であろうか、太平洋戦争期の兵器が保存展示されている。
通常はキャンパスに立ち入ることはできないが、防大ツアーと称してキャンパス見学会を実施しているので、その際に見学することができる。*防大ツアーについて(防大公式HP)
所在:防衛大学校(横須賀市)

(93式水上艦艇用魚雷)
圧縮酸素と石油との燃焼による熱を利用した酸素魚雷。空気魚雷のように窒素を排出しないので、航跡が極めて少ないため、敵に発見され難い利点があった。当時の列国の魚雷と比較すると抜群の性能を誇っていた。炸薬量を増加した三型は、実戦においてその威力を充分に発揮した。

(ボフォース式山砲)
ボフォースの山砲で鹵獲兵器を国軍用に整備したものである。砲身は砲尾分離式で駄載が可能であり、弾薬は分離弾薬筒式で、榴弾と尖鋭弾を用いる。
口径75o。砲身長1.58m。最大射距離3.2q。重量775s。弾量6.5s。駄載6馬。

(94式47mm速射砲)
旧日本軍歩兵連隊に2門〜8門装備され、ノモンハン事変において対戦車火器として、大いに戦果をあげた。。
口径37o。砲身長1.67m。最大射距離6.7q。重量327s。弾量0.7s。駄載1馬。

(41式山砲)
明治末以来、陸軍山砲の主力として活躍し、日華事変以降歩兵連隊砲として活用された。
口径75o。砲身長1.3m。最大射距離6.3q。重量540s。弾量5.7s。駄載6馬。

◇このほか、自衛隊、米軍の戦車、航空機も展示されている。

米軍M4中戦車。第2次世界大戦時連合国主力戦車
同左後部
陸上自衛隊61式戦車。戦後初の国産主力戦車
61式戦車後部。
陸上自衛隊74式戦車。61式戦車の後継
同左後部
航空自衛隊F−1支援戦闘機
航空自衛隊F104J戦闘機「栄光」

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