支那事変に突入し、大陸には続々兵士が送られた。残された国民には銃後の護りが求められた。コピーは銃後を護るためにはまず健康が必要という切り口で、マクニンの必要性をアピールしている。イラストも国防婦人会の御婦人であろうか、
出征や凱旋でよく見られる割烹着を来て日の丸を振るという定番の姿である。
内容
「虫下し マクニン
銃後の力は 健康ぞ 先ず自らの 回虫を討て
のみ易く・よく効いて・害がない
株式会社 藤澤友吉商店 大阪市東区道修町町 東京市日本橋区本町
糖衣錠 大人一日量十錠
錠剤 .30 .75 1.35 ゼリ .20 .50 .1.00 2.00
冊子「恐ろしい蛔虫」無代進呈」
掲載:昭和12年10月